上越市に「HABITA200年住宅」モデルハウス誕生!HABITA上越インターナショナル

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ウルトラキャパシタ

驚異の蓄電デバイス ウルトラキャパシタ

◎キャパシタとは
「キャパシタ」は、電気を貯めるデバイス(装置)です。もともとは、コンデンサーと呼ばれていましたが、これはラテン語です。英語圏ではすでに「キャパシタ」が普通に使われています。アナログ電子回路では、コイル、抵抗と共に三大回路要素として、平滑回路、共振回路、フィルター回路に使われ、蓄電デバイスとしては、鉛蓄電池などの二次電池と比べ圧倒的に小さく、今までは使用されませんでした。しかし、電気二重装という物理現象を利用することによって著しく蓄電容量を上げることができ、これを電気二重層コンデンサーまたはウルトラキャパシタと呼んでいます。

そして、MISAWA・internationalは上海奥威科技開発有限公司とともに、住宅等様々な産業に拡大利用できる機能を備えた5kWhの「ウルトラキャパシタ」を開発しました。ウルトラキャパシタは多くの特徴があります。今後、非常時対策、計画停電やピークカット、日常の節電、自給自足など将来の安全な蓄電デバイスとして必須のものとなっていくでしょう。

◎ウルトラキャパシタの特徴
■□安全□■
キャパシタは電気を溜める装置「蓄電池」の一種で、炭と電解液から構成されています。一般的に蓄電池には、鉛電池やリチウムイオン電池などがありますが、これらは化学変化により蓄電するため、ショートや爆発の危険性を伴います。これに対してキャパシタは、物理原料を利用しているため、安全に蓄電できます。

■□サイクル寿命が長い□■
炭の表面積の大きさは1グラム当たり1000〜3000?と言われています。キャパシタは、その巨大な表面に電解イオンを吸着させて蓄電しています。活性炭の劣化はほとんどありません。電池の寿命は、充放電の回数(サイクル)で表現され、一般に鉛電池は500サイクル、リチウムイオン電池は1000サイクル程ですが、キャパシタは10万〜100万サイクルが可能で、長寿命です

■□定置用の小型化に成功□■
ウルトラキャパシタは5kWhと大容量でありながら、従来に比べ、大幅な小型化に成功しました。これにより、家庭や事務所に外部設置が可能になりました。

■□急速充放電が可能□■
鉛電池やリチウム電池は化学変化によるため、電池の内部抵抗が大きく電荷の受け渡しがスムーズに行かず、充放電に時間がかかります。キャパシタはこの科学反応を伴う二次電池に比べて、内部抵抗は1/100程度で充放電時間が少なくてすみます。

■□環境負担が少ない□■
キャパシタは、炭と電解液からなっており、鉛電池やリチウム電池等と異なり、物理的な電池といえます。使用材料が安全なため、環境負担の少ない電池といえます。

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