HABITAの五寸角(柱)
HABITAの柱 15×15(五寸角集成材)
HABITAは構造体である木材の柱に、五寸角の集成材を標準仕様にしています
一般的な住宅の約8割は、3.5寸(10.5cm)角の柱で建てられていますが、HABITAは5寸(15cm)角の太い柱を使っています。
3.5寸角材と5寸角材の強度差
誰が考えても、細い材よりも太い材のほうが丈夫だと思いますが、果たしてどのぐらいの強度の差があるものでしょうか?
5寸角材と3.5寸角材の違いを断面積で見ると、5寸角材では225平方センチメートル、3.5寸角材は、110.25平方センチメートルで、断面積で2倍以上の差があります。つまり、使っている木材の量が5寸角材では2倍以上あるということです。
また、3.5寸角材に比べて5寸角材の太さの差は1.42倍です。強度の差を計算して比較をすると、4.2倍になります。つまり、強度は4倍以上にもなるのです。
3.5寸角材に比べて5寸角材柱がこれほど強くなっているにもかかわらず、残念ながら木造の構造計算においては、建物の強度に対して柱の太さは加味されていないのが現状です。