古民家に学ぶ
地産地費
日本の昔の家はなぜ長持ちしたのでしょうか。古い家は地元の木でできていました。しかし現在はコストが優先され、新築の7割近くが輸入材を使用しています。木は経度1度、南北に110㎞以上移動して使うと調子が悪い、くるう、腐る、という問題が起こります。戦後の植樹等により現在日本は国土の65%が森林で、世界一の森林国となりました。HABITAでは日本で育ったこの価値ある樹木を活用していきます。
間面のつくり
間取りを優先させて希望どおりの住まいにすることも大切ですが、構造的に一定の規制や条件がおのずとでてきます。例えば、柱をどこに配置するかが重要であり、基盤の目のように規則正しく並べるのが構造的に安定しているということになります。東西南北、バランス良く同寸法で並んでいる柱をつなぐ梁。このようなつくりを間面のつくりと呼び、古来の日本の住まいは間面による現し方をしていました。まずはこの構造の部分をしっかり考えるべきなのです。古民家再生も、柱と梁を等間隔に配置した間面のつくりだからこそできるのです。
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せっかく豊富に木があるのですから、国内の木を使いたいですね!!
そして構造がしっかりしないと長持ちする家もだめになってしまいます
奇抜な構造でオシャレにするのもいいですが
柱は規則正しく安定した配置にしたいものですね
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(有)匠・小山住建
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