居心地
・木火土金水
「もく、か、ど、こん、すい」とは、古代中国に端を発する自然哲学の思想で、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説です。茶室は、この木火土金水で構成されています。柱と天井の木、お茶を沸かす火、土でできた壁、釜などの金物、そしてお茶をたてる水。宇宙にあるものが小さな空間に全部あります。茶室は言わば小宇宙なのです。狭いにじり口をくぐると、四畳半とはいえそこは全宇宙を体現した広大無限な空間です。不思議と落ちついて居心地がよいのは、この宇宙を構成する要素があるからです。なにかひとつでも欠けるとおかしいのです。
・心地良い色は、子どもの時より見てきた日本の風景
日本人は、色同士の「合う」「合わない」を敏感に判断し、色を見分ける能力が高い民族です。空間の中で色が多くなると、“ごちゃごちゃしている”と感じます。それは、空間において素材そのものの色を大切にしてきたからです。例えば、古民家などに見られる建具、畳、障子、そして天井も素材そのものの色、あるいは素材が経年変化した色が多いのです。草花や自然の中の色が多く、日本の主な伝統色だけでも約450色と言われています。朱色の赤、紺色の青は、木の色と相性が良いので、そういったインテリアには心地良く合います。イタリアやアメリカの赤を1点、わざわざ入れるのも空間としてまとまりがあれば、アクセントや愛嬌にはなります。
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いろんな色がごちゃごちゃした部屋にいるよりも
ある程度統一された部屋にいるほうが落ち着けますね。
木で統一されたHABITAの中はきっと落ち着けるでしょう
そのなかで、どこかアクセントで色を変えてみるのもおもしろいです
HABITA高田の杜モデルでも、キッチンの天井だけピンク色です
是非見に来てくださいね
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(有)匠・小山住建
(HABITA上越international)
新潟県上越市大字富岡2635-2
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