立派な玄関には「間」がある
たとえば家の顔であり、外と中を繋ぐ境目の玄関。限られた土地の中で出来るだけ広く居室空間を取りたい、という思いから玄関が道路ぎりぎりにある住宅もよくみられますよね。けれども玄関を開けたらすぐ道路、では何とも心もとありません。道路から室内を覗かれてしまったり、子供が玄関を開けるとする道路に飛び出してしまう事になるので安全面も不安です。できることならそこに一息「間」が欲しいもの。そのための空間がポーチです。実用の面でも雨の日にはポーチがあるとなしとでは違います。具体的な寸法としては、最低奥行き900ミリあれば傘をさすのに差し支えありません。また横幅もドアが外開きの場合はドアの幅よりも広く取るとより使いやすいポーチとなります。思い切ってポーチを広く取れば自転車やバイク、またちょっと濡れては困るものをひとまず置いておくなど使い方が広がり、佇まいも立派に見えるのでお勧めです。また先ほども述べたように玄関は家の顔。いくら家の中身が充実していても勝手口のようなただ「靴を脱ぐ」機能を果たすだけの玄関では家全体がとても立派に見えるというわけです。他の空間よりも無理をしてちょっと広めに作る事をオススメします。例えばタタキを広めに作るとその余裕が高級感を演出し、またタタキが少しの靴でいっぱいになって繁雑に見えることも防ぎます。タタキとホールの段差の高さはある程度高い方が高級感があり、ホールがある程度あれば簡単な来客をもてなす場として使えるので便利です。近年バリアフリーの観点から段差をなくす場合もありますが、段差が300mm程度あれば腰かけて楽に靴を履く事ができるのでこれもある意味バリアフリーと言えるでしょう。
Monthly HABITA 81号より
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前回のタタキの話に続き、玄関つながりでポーチについての内容です(^^)/
玄関は家の顔とよく言われますね。
玄関の印象でその家の印象が決まってしまうかもしれません
いつ来客があっても良いように履物などは靴箱にしまい、
常にキレイな玄関にしておきたいですね
しかし、今うちの玄関にはもらった大根などの野菜がたくさん置いてあります笑
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