住宅ローンを借りる基本10ヵ条 後編
⑥どんな方式で月々返済するか
⑦ローンを早く終わらせる
⑧月々の返済の他にどんなお金がいるか
⑨万一に備えて保険に入る
⑩余裕のある返済計画
⑥返済方式もチェック
これも2つの選択肢があります。
①元金均等方式と②元利均等方式です。
①は元金を均等に返しますが、利息額は当初は大きく、最初は負担が多いのですが将来は返済が楽になる方式です。元金をどんどん返すので、返済総額も②に比べて安くなります。②は、現在多くの金融機関が採用している一般的な方法です。元金と利息を混ぜて、返済額を毎月最初から最後まで同じ金額で返済する方式です。返済総額は①より増えますが、毎月同じなので家計管理は簡単、といえます。しかし、最初は金利ばかりを多く返済していることに注意が必要です。繰り上げ返済の時に未だ元金が多く残っているのに気がつくことが多い方式です。
⑦繰り上げ返済・借り換えを考えておく
35年のローンを借りる人で35年間まるまる借りる人はそう多くありません。大概は、12~14年くらいで返済を終了しています。これは、他の金融機関の低い金利のものに借り換えることが原因の一つですが、貯金をして繰り上げ返済に回すという家庭が多いことも事実です。従って、繰り上げ償還のしやすいように、預金からの振替や手数料などをしっかりチェックしておくと良いでしょう。最近は無料でサービスする金融機関も多くなりました。
⑧諸費用を忘れずに
ローンを借りる場合に、返済額以外に事務取扱費用などがかかります。特に大きい費用は、保証料と事務手数料です。フラット35の取扱機関では、手数料が2.1%などのケースがあります。3000万円借りた場合、63万円の手数料になります。(この場合、借り入れ金利は高くなりますが、保証料は安い選択肢もあります。)このほか事務手数料や抵当権設定登記費用などもかかりますので、住宅価格の1割程度の費用は用意しておいた方がいいでしょう。
⑨保険も大事
住宅ローンを借りると「団体信用生命保険」に加入するのが普通です。この保険は、借主に万一のことがあった場合に、返済が滞り家族が住宅に住めなくなることを防ぐ目的と金融機関の債権保全策の両方の機能を持つものです。金利に含まれている時と別建ての場合がありますから、確認しておきましょう。
⑩万一に備える
現代は、不確実性の時代です。自然災害や経済混乱、会社の倒産など見通しのききにくい時代です。住宅はよく「一生の買い物」と言います。そのための住宅ローンは個人としては、大きな借入です。決して無理をせず、余裕のある返済計画にされることをお勧めします。また、FPやMPと言われる専門家に相談することもよいでしょう。現在の融資は多岐にわたり選択が難しい場合もあります。家族の幸せを育む器が、不幸の器とならないためにも自分にとってより良い住宅ローンの計画を立てましょう。
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35年ローンをまるまる借りる人は多くないんですかー。
まぁ、どこかしらで繰り上げ返済して多少は短くなりそうですが
12~14年くらいで返済終了は驚きました。
そんなに早く返し終われるものなんですか??
たくさん稼いで、たくさん返して、早くローンから抜け出したいですね
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