住まいが出来たあとは
一生のうちで一番高い買い物であり、一番長く付き合うものが住宅です。長期間にわたるものなので、建てる時はもちろん、建てた後のことも気になります。きちんとした保証やサービスがあるのだろうか、何十年も付き合う上で信頼できるだろうか。建てた後や何かあった場合、どういった対処をしてくれるのか、といったことは、インターネットやカタログやモデルハウスの見学だけでは、やはり分からない部分です。
アフターサービス、アフターメンテナンス、アフターケア、アフターフォロー、アフターサポート、など色々な呼び方がありますが、要するに家を建てた後、建設会社がしてくれること全般を言います。法律では特に決められているわけではないので、解釈もその内容自体も建設会社によってバラバラです。
これらのうち、良く目にするのがアフターサービスとメンテナンスです。大きくはこの2種類に分けられますが、アフターサービスとメンテナンスは、同じものとして扱われがちです。しかし、この2つの内容を明確に分けることが大切です。それぞれの内容と期間、費用の有無です。
建築用語辞典には、次のようにありますので、これらを基本として考えていきましょう。まずアフターサービスは、住宅に関しての維持管理、使用方法等の説明や指導、引き渡し後一定期間(初期故障にも対応)もしくは長期(摩耗故障や経年劣化への対応)の定期点検と必要な部品交換や補修等の実施。発生した不具合に対する処理の実施などで契約により無償のものと有償のものに分かれます。アフターメンテナンスはアフターケアとも言われ、施工後の手入れや修理などをすることです。これも有償と無償のものに分かれます。そして、メンテナンスは建設会社のみならず、住まい手がすべきこともたくさんあります。
つまり、アフターサービスが点検や診断などのアドバイスで、アフターメンテナンスが修理などの実作業ということです。それぞれに、また箇所ごとにも期間があり、費用のかかるものかからないものがあります。
大手ハウスメーカーのほとんどは、建てた後に定期点検のほかの有料のメンテナンスを組み合わせて行うアフターサービスの仕組みを持っています。施工会社が定期点検を行うか、グループ会社や関連会社に引き継がれて行われるかは、メーカーによって異なります。コールセンターを設けているところも多く、メンテナンスやサービスが充実しているように思えます。
確かに、一律化されていれば安心できます。しかし、地域密着型の工務店は地元での評判を大切にするため、サービス・メンテナンスともにきめ細かい対応ができます。何よりも、すぐに駆けつけることができます。地域工務店のアフターサービス、アフターメンテナンスについて見てみましょう。
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建設会社ごとにアフターサービスの内容もそれぞれだと思います。
建てるだけでなく、家を建てた後のサービスもしっかりしてくれる
建設会社を選ぶことも大切ですね!!
また、日頃から自分でも家の状態を見て回ったり
手入れをしたり、長持ちさせる工夫も必要です
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