和室の室礼で豊かな暮らし
あなたの生まれ育った家には、和室がありますか?実家の和室と言われて思い浮かべるのは、畳の続き間に、床の間、仏壇、ちゃぶ台、座布団、ほの暗い空間にい草の香り…といったところでしょうか。日本人なら容易に想像ができるでしょう。日本の住宅にあたり前のようにあった和室が、今、少しずつ変化してきています。新築マンションでは、和室がない物件が年々増えており、一戸建ての住宅でも全て洋室という家もめずらしくなくなってきました。ライフスタイルが欧米化している現代人にとって、和室はもはや不要な空間という意見もあります。
しかし一方で、統計を見ると、和室への志向は世代を超えて依然根強いものがあります。戸建とマンションの住宅購入者を対象にしたアンケートでは、住まいに和室は「必要」と回答した人が53%。「不要」は22%。和室のニーズは戸建住宅の方がやや強い傾向にあるものの、全体として必要と感じている人は過半数を超えています。ところが、和室を必要と感じている人に対して「どのような和室が必要か?」という問いを投げかけたところ、その回答結果は興味深いものがあります。「押入が必要」の回答が全体で81%を占め、「タタミさえあればよい」という37%を大きく上回っています。重複回答もありますが、この結果をみると、「部屋として独立している和室には押入れが必須」で「和室という部屋としては必要ないが、タタミコーナーなどのスペースがあればよい」という傾向が伺えます。反対に少数派なのが、「床の間、仏壇置場が必要」という意見です。
マンションやアパートの集合住宅では居室数が限定されるため、必要最低限の部屋を残していった結果、床の間や仏間などのある部屋は消失し、使い勝手の良い洋室が好まれるようになりました。さらに、核家族化も進んでいるため、「仏間や床の間がない家なんて…」と反対する家族とは同居していないことが多く、和室離れという状況に加えて、床の間に何を飾ればよいのか分からない、和室のマナーが分からないといった人が増えているのが現状です。住まいを考える上で、使い勝手や利便性を追求することは否めませんが、和室離れが危惧されている中で、和室が必要と感じている人は、思いのほか多いものです。床の間の活用や、季節の花や、祭事のしつらえなどを知っておくことで、少しでも生活にゆとりが出て、豊かになるでしょう。
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私が家を建てるなら必ず和室は作りたいですね!!!
生活していく上で必ずしも必要なものではないけれど
日本人として和室はなくてはならないという気持ちになります
畳のにおいは癒されるし、日本を感じられる場所だと思います!
手入れ等大変なことはありますが、私はつくることをオススメします
今後、和室の知らない世代がでてくるのでしょうか…
和室という文化を伝えていってほしいものです
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(有)匠・小山住建
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