居心地
・天井は間抜けにならない吹き抜けを
吹き抜けのある空間は開放感があり、素晴らしいものです。よく1階から2階をぶち抜いた空間が見うけられますが、あれは吹き抜けではなく、間抜けと言います。吹き抜けとは、1.5階ほど高い空間のことです。あまりにも高すぎたり、広すぎたりすると空間のバランスが崩れて、心地よさが損なわれます。和室は、座って生活するので、洋室より天井をやや低くした方が心地よく、また和室の吹き抜けはありえません。
・部屋の隅が心地良い
家を建てる時は人生が成功している時なので、窓を大きく明るくしてしまうことが多いですが、人生明るい日ばかりではありません。集中するとき、落ち込んだ時、悩みを考えるとき、人間(動物も)は明るい場所よりも暗い場所を求めます。部屋の隅にうずくまり、薄暗い場所のほうが心理的に落ち着くからです。
家というのは多少薄暗い部分がある方が住みやすいのです。日本人が昔から愛してきた光と影は、暗いところがあって初めて明るいところが魅力的に見えるものです。大きな窓ばかりではなく、幅を狭くして、高さをとり明りを確保する窓がよいでしょう。
・自然素材でまとめる
木と土と紙などの自然素材をベースにした家づくりは、湿気の調節に最適で日本の気候風土にマッチしていました。冷暖房などない時代には本当のエコライフが息づいていたのです。土壁、ふすま、障子、畳という建材を駆使した昔ながらの家では、穴が開いたりへこんだり砕けたりはしますが、子どもたちに怪我はさせません。プラスチックや金属などはキズもつきにくく丈夫ですが、人には優しくありません。キズが増えてゆくごとに家族も家も共に成長するのです。
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和室の天井が高かったり、吹き抜けだったりは想像できません・・・
確かにおかしい気がします
薄暗いところはたまに行きたくなります。
子どもも狭くて暗いところに入りたがりますよね
動物はそういうところを求めるのかも!
家の中に薄暗い、秘密基地てきなお部屋があると楽しいかもしれません
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