ハビタ上越インターナショナル

HABITA上越インターナショナル 有限会社匠小山住建
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長持ちする設計 Part.2

投稿日: 2012-05-22

長持ちする設計

 

 

・高い基礎は耐久性が長い

 

昔の木造住宅には縁の下がありました。そこに薪などを入れて保存していたものです。しかし今では、鉄筋コンクリートの基礎を設けているので縁の下はなくなってしまいました。縁の下には風通しをよくする働きがあり、家の土台を腐らせずに、長持ちさせたのです。

基礎が低いと地面から湿気が上がりやすく、通気も悪いとカビなどが発生し土台が腐りやすくなってしまいます。日本は湿度が高く、梅雨や秋雨など季節の長雨もあります。「基礎はできるだけ高く」これが家を長持ちさせる基本です。基礎が2倍高いと耐久性が4倍長くなると言われているほどです。

 

・平屋は住みやすい

 

敷地が広ければ、平屋を建てるのがおすすめです。2階建より住みやすい平屋の特徴は、階段の上り下りを必要とせず、平面の移動だけで生活の用が足せる利便性があります。生活動線が短くシンプルにでき、見渡しの良い空間づくりが可能です。上下移動がないため、バリアフリー対応も容易にできます。2階の荷重がない分、耐震性にも優れています。ガーデニングや畑仕事、日曜大工などでも、平屋は庭の魅力を引き立たせるので、庭を家の延長のような感覚で暮らすことができます。

 

 

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そういえば 縁の下のある家は少なくなってしまいましたね。

子どもの頃、歯が抜けたとき、下の歯は屋根に投げて、

上の歯は縁の下に投げるんだよと教えられた気がします。

縁の下がなかったので投げられませんでした・・・

 

平屋はいいと思いますが、広大な土地がなければ叶いませんね。

庭も作るとなると十分なスペースが必要です

広い土地がある人は平屋も考えてみてはいかがですか

 

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(有)匠・小山住建

(HABITA上越international)

新潟県上越市大字富岡2635-2

Tel:025-521-7530

Fax:025-521-7560

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長持ちする設計 part.1

投稿日: 2012-05-21

長持ちする設計

 

・棟の高い家はめでたい

 

棟が高く、急勾配の屋根は水はけが良く長持ちします。デザインを重視した勾配のない屋根は、雨漏りや耐久性に悩まされる可能性が高いため、要注意です。「うだつが上がる」という言葉があります。うだつとは、屋根のてっぺんにある装飾を施した瓦のことです。うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、富の象徴になり、屋根上には競って立派なうだつが上げられました。これが「生活や地位が向上しない」「見栄えがしない」という意味の慣用句「うだつが上がらない」の語源になったのです。昔、平民が少しでも屋根を高く積み上げ、武士の家に近づこうとしたことから生まれた言葉。棟の高いことは理にかなったうだつの上がる話です。

 

 

 軒が深く、庇の長い家は夏涼しく、冬暖かい。

 

軒の出が深く、庇も長いことは日本建築の特徴です。太陽の位置が高い夏は、家の中まで太陽光が入らないので涼しく過ごせます。冬は太陽の位置が低いので、家の奥まで光が差し込んで温かいという自然エネルギーを利用して、効率的に生活することができる先人の知恵です。開口部や外壁に雨があたることを防ぎ、家の耐久性を高める効果もあります。最近では軒のないデザイン住宅があふれていますが、軒の出や庇のない家は家づくりの基本から間違っています。そんな家に限って高断熱高気密とうたっているからおかしな話です。日本の気候風土がもたらした形ですから、軒が長いのは日本の住居の基本です。

 

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最近はデザイン重視のお家も増えてきて

屋根らしい屋根がないというキューブ型などのお家もよく見かけます

あれはあれでオシャレだけど、確かに水はけの心配はありますね

急勾配なら水がたまることなく流れ落ちます

ただ上越は雪が結構降るので、雪おろしが必要になったとき

急勾配すぎるのも危険なのかな・・・難しいところですね

ちなみにうだつはどんななのか調べてみました!

 

写真でみると分かりやすい!

古い街並みによくありますね

古民家はとても惹かれるものがあります!オシャレ

 

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太陽が栄養剤

投稿日: 2012-05-16

太陽が栄養剤

 

部屋に太陽熱を採り入れるのは、住まいづくりの重要なポイントであることは言うまでもない。そこで、日当たりの良いのは何といっても南向きの部屋である。その次が東側の部屋、西側の部屋ということになる。

 

南向きの部屋は、夏涼しく、冬暖かいということになる。真夏の太陽は、真上にくるので「ひさし」を深くしておけば、暑い太陽光が家の中に差しこまないことになる。冬の太陽は低くなるので、家の中にはあたたかい日が差しこむわけである。

 

夏の太陽は、約77.5度の角度で入るので窓の高さに対し、約2割の長さの「ひさし」をつけておけば直射日光を避けられることになる。

 

太陽の光を浴びて育った子どもは、骨の発育がよく、背も高く伸び、しかも丈夫なことも知られている。反対に、日陰で育つと最悪の場合は、クル病という背骨がまがる病気になる。

 

日光がもたらす身体への影響は、赤血球・白血球を増やす、体内にビタミンDをつくる、新陳代謝を良くする、強い殺菌力がある。

 

しかし、過度の直射日光は人体に害をもたらし、過度の紫外線はシミやソバカス、日焼けなど、肌のトラブルを引き起こす。皮膚ガンの原因になるとさえ言われている。

 

採光計画の決め手は、太陽光線のコントロール。有害な紫外線をカットするセーフティ・シェードガラスなどを巧みに利用して、太陽の光を賢く取り入れたいものである。

 

 

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やっぱり、暗くてじめじめした家よりも、明るくて暖かい家がいいですよね

家づくりにおいて日当たりを考えるのも重要です

 

体に悪いからと子どもをあまり外で遊ばせたがらない方もいますが

あたりすぎさえしなければ体にいいことがたくさんなんですね

子どもには外で元気にあそんでほしいです

 

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キニナルマドリ Vol.4

投稿日: 2012-05-15

キニナルマドリ

かぞくの家

 

 

 

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今回のキニナルマドリは埼玉県のHABITAです!

ロフト!!ロフトの秘密基地みたいな空間は大好きです

家を改装して屋根裏部屋ができた時はわくわくしましたw

自宅にブランコがつけれるなんて夢みたいですね!

太い柱だからこそできる楽しみです

 

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行事・習わしを大切にすう暮らし

part.1のつづき

 

端午(たんご):5月5日

 

端午の節句。端は「はじめ」を意味し、午の音が五と同じことから5月5日が端午の節句となりました。また、邪気を払い健康を保つ花である菖蒲(しょうぶ)を飾り、菖蒲湯に入るなど菖蒲の節句とも言われています。端午の節句には兜や鯉のぼりを飾りますが、飾る場所として「床の間」を思い浮かべる方が多いと思います。床の間がなくても大きなお盆をテーブルの上に置くだけで「床の間」風に飾ることもできます。住まいの中を見渡して飾りたいものが似合う場所を探すのも1つの楽しみではないでしょうか。

 

七夕:7月7日

 

天の川をはさんで輝く織姫星と牽牛星が7月7日にだけ再会することが許された夫婦だという中国古来の話と、川辺で布を織って神様を迎え祭る日本の「棚機津女(たなばたつめ):棚機=布を織る機械、津女=布を織る女性」の伝説とが混じりあってできた行事です。

 

重陽:9月9日

 

奇数である陽の数字9が重なる大変めでたい日で、菊の節句とも言われます。中国では菊の香りを移した菊酒を飲み邪気を払い長命を願う風習があり、日本でも平安時代から菊の花に綿を乗せ、露でぬれたその綿で肌を撫でて長寿を祈るなど菊を使った行事を行ってきました。

 

改めて考えてみると、これらの節句を祝う行為と住まいの関係は意外に深いようです。お祝い事なので、家族や親戚が集う日でもあり、その日にはご馳走を出したり、節句に関係する飾り物をしたりと、住まい全体にも係わることなのです。また、この節句での行為を念頭に間取りを考えると、家族が集うリビングの広さや、飾り棚の設置場所など、普段とは違った視点で住まいづくりを考えることができるでしょう。

 

七草、桃、菖蒲、笹、菊といった植物を玄関などに飾るだけでも普段生活している空間が季節の風情を持ちます。このような古くからある日本の風習から考えることも立派な住まいづくりではないでしょうか。

 

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端午の節句と七夕は誰もが知ってる行事ですね

でも七夕の棚機津女の伝説はしりませんでした!

小さい頃は短冊にお願いごとを書いて笹に掛けました

こういう行事はいつまでも続いてほしいと思います

9月9日重陽はみなさん御存じでしたか?

菊の節句というんですね、はじめて知りました

昔からある行事みたいですね

 

行事は好きです。親戚が集まったり、お祝いしたり

楽しいですよねーー!!

いつまでも行事や文化は大切にしたいものです

 

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行事・習わしを大切にすう暮らし

 

年中行事や習わしが、最近なくなりつつあります。経済性・合理性を追求する生活スタイルや核家族化、地域とのつながりの希薄化などから消滅したり衰退したり、また、行事本来の意味を失わせてしまったりと大きな変化をみせています。近年、「日本の伝統文化の尊重」ということが唱えられるようになり、各分野で古くから伝わる日本の伝統文化の良さが再認識され、伝承への取り組みが行われるようになりました。先人が長い歴史をかけて培ってきた伝統文化、日本の良き文化を次の世代に伝えていくことは、現代に生きる私たちの役割でもあります。

 

年中行事を行う日のうち、特に重要な日のことや季節の変わり目の祝祭日のことを節句といいます。元々は節日(せつにち・せつび)の供物の節供(せちく)を意味しましたが、節日そのものを節句というようになったそうです。節句には、人日(じんじつ)・上巳(じょうし)・端午(たんご)・七夕・重陽(ちょうよう)の五節句があります。

 

 

人日(じんじつ):1月7日

 

七種粥を食べることから七草の節句ともいう。古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。そして、7日目を人の日(人日)とし、犯罪者に対する罰則は行わないことにしていた。

 

また、この日には7種類の野菜(七草)を入れた羹(あつもの)を食べる習慣があり、これが日本に伝わって七草粥となった。日本では平安時代から始められ、江戸時代より一般に定着した。人日を含む五節句が江戸幕府の公式行事となり、将軍以下全ての武士が七種粥を食べて人日の節句を祝った。

 

また、この日は新年になって初めて爪を切る日ともされ、七種を浸した水に爪をつけて、柔らかくしてから切ると、その年は風邪をひかないと言われている。

 

 

上巳(じょうし):3月3日

 

言わずと知れた“桃の節句”ひな祭りです。元々は自信に降りかかる厄災を紙でできた人型に移し、川に流すことから始まったそうです。今のような雛壇の飾りは江戸時代から始まりました。赤い毛氈を敷きますが、赤は厄除けの色です。

 

住まいの中に明るい色があまりなかった時代には、赤という色が暮らしの中にあるだけで晴れやかな気持ちになったようです。このように特別な日に特別な色を使うことは、日常の暮らしにアクセントを加えるとても簡単な方法でしょう。また、元来ひな祭りは、野山や川辺で楽しんだものといわれていますので、庭に雛人形を飾り、食事をいただく楽しみかたもあります。

 

Part.2につづく・・・

 

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桃の節句「ひな祭り」は有名な行事ですね!今でもほとんどのご家庭で

ひな人形を出してお祝いしてるのではないでしょうか

我が家にあったひな人形は3段くらいの小さいものでしたが

オルゴールがついていてかわいかったです

 

人日は七草粥を食べる日と思っていましたが、動物を殺さない日でもあったんですね!

ちなみに七草粥にはどんな草が入っているのか気になったので調べてみました

地域によっても異なるみたいですが関東の例だと

セリ、ナズナ、ゴ(オ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ

だそうです!残念ながら知ってる草は少ないです

七草粥は食べたことがありません、おいしいのかな??

調べてみると面白いですね!もっと気になる方は調べてみてください

 

 

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色と心理的、生理的反応

投稿日: 2012-05-10

色と心理的、生理的反応

 

ある色彩学者の研究によると、攻撃的な子どもは、赤を乱暴なタッチで塗りたくる。片親がいつもいない家庭に育つ子どもは、絵のある部分に必ず黒を使うなどということが明らかにされている。

 

子どもの心理と色彩は深い関係があり、子どもの部屋の色彩によって子どもの性格さえ変化することもある。色に対する心理的、生理的反応は人さまざまだが、おおまかに分類すると一般的なパターンがあることも事実だ。

 

たとえば、以下に述べることは子どもだけに限ったことではないが

 

赤は血圧を高め、呼吸率、筋肉緊張を増大させる。

青は血圧を低くし、呼吸率、筋肉緊張を縮小させる。

刺激に対して神経過敏な人は赤と暖色系に引きつけられる。

穏和で粘着質の人は、青や寒色系に引きつけられる。

 

という具合である。インテリアを考える時、色彩を重要視する人が多いが、こんな点も考慮すべきだろう。実際には、どのような色を室内に使ったらいいのだろうか。子ども部屋に使いたい色は、勉強をさせたいなら青系だ。寒色系は部屋を寒々とさせると思われるかもしれないが、心が落ち着く色だ。

 

ちなみに、日本人がいちばん緊張感を感じない色はベージュだそうだ。日本人が木の家を好むのはそういった色も関係しているのかもしれないし、木の家に親しんできたからこそ、ベージュに緊張感を感じないのかもしれない。

 

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確かに青は、落ち着く色、勉強がはかどる色と聞いたことがあります。

勉強をするときは青色のペンですると記憶力があがるとか・・・

青にはリラックス効果があり、リラックスすることで集中力がアップするそうです

他には、緑をみると目がよくなるとか、いろいろ聞いたことがあります

これはどうなんでしょう?

木の色はわたしも好きです、色というか木が好きです

リラックスできますよね

家づくりでも色に気をつかってみるといいかもしれません

 

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自然環境を育てる

投稿日: 2012-05-09

自然環境を育てる

 

街づくりの「自然環境」だが、これは美しい街並みをつくることである。例えば、塀をコンクリートでなく、生垣にする配慮がほしい。緑が目を楽しませてくれるし、植栽の持つ温かさがよりよい環境を生むし、さらに生垣は火災の延焼防止、盗難防止などの効果がある。生垣が財産価値を高めるのだ。

 

そしてさらに進めて、隣近所と一緒になって調和のとれるように木を選び植え、一年中季節の花が咲くような植栽、木の実がなる樹木を植え、鳥も呼び戻す、といった街並み、景観にまで配慮した住まいづくりが望まれるのだ。また街並みだから、一見だけが頑張ってもダメで、やはり美しい街並みをつくる意識がなによりも大切になってくる。

 

自分たちの街をつくるという考え方であり、それにはやはり建築協定、住民協定といった共通のコンセプトが大事である。

 

制約を受けるのは嫌だという人もいるかもしれないが、10年後、20年後の美しい街並みによる土地の価格が上昇することを考えれば、納得してもらえるはずである。こうした協定を結べば、近隣同士のつき合いもできコミュニティ意識も芽ばえてくる。街づくりを視点にするとき、やはり大事なのは住宅会社がどんな街づくりをしたいかのコンセプトをしっかり立てて、植栽など外構についてのガイドラインをつくり、あらかじめ苗木なども植えておくことだ。そのときに隣家との境に高く、大きく成長する木も植えておく。日陰にならない配慮は当然のこととして、建物よりも高くなる樹木がいい。歳月がたてば、その樹木に家がつつみ込まれ、あたかも森の中に家があるという雰囲気にもなる。

 

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生垣かぁ、なんとなく想像できますが、ちゃんと調べてみました!

生垣とは、植物を主な材料とした、仕切りの垣根。だそうです

こんな感じ↓

 

生垣憧れますが、手入れが大変そうというイメージがあります

わたしも自分の庭があったら木は植えたいと思っています

見て楽しめるし、鳥の木箱を作って観察・・・わくわく!

いつか現実にしたいです!!

 

みなさんも自分の思い描いたとおりのお庭が

つくれるといいですねー

 

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風呂敷と日の丸

投稿日: 2012-05-08

風呂敷と日の丸

 

外国を訪問するとき、一番喜ばれるお土産の筆頭が風呂敷だ。テーブルクロスによし、スカーフによし、人によっては衣装として、インテリア・アクセントとして活用している。外国人の発想の豊かさには驚かされるが、風呂敷ほど、自由自在に使いこなせるものは世界広しといえども例がない。

 

もともと風呂敷は、風呂屋で湯上りの場所に敷いたり、脱いだ着物を包んだりしたもの。これ一枚でいろいろな用が足せるものだから、その汎用性が広がり、あらゆるものを包むようになった。四角いものは四角く、丸いものは丸く、大きいものは大きく、小さいものは小さく、手下げ風にも、肩に背負う形にも、抱え型にも、とにかく自由自在に使いこなすことができる。

 

欧米では鞄になるが、行きはともかく、帰りも鞄をぶらさげていなければならない。

 

鞄と風呂敷を比べれば、日本人がいかに優秀な発想をする人種であるかが、照明できるといっても過言ではない。禅がブームになっているが、水が方円にしたがうように、風呂敷に象徴される日本人の考え方もまた方円の器にしたがう。このフレキシビリティを支えているのは日本人のものの本質を何より大事にする考え方だろう。風呂敷に見られるような自由で柔軟なものの見方、ものの考え方、日本独自のこうした発想が今、世界の注目を集めている。

 

同じように日本人の考え方、発想法の素晴らしさに打たれるのは日の丸のデザインである。日の丸のこれ以上加えるものも、省くものもないという完全な構成は見るものにある種の緊張感を与えてやまない。一番コストが安くなるようデザインされており、日本にはこのような完全無欠なデザインと発想力の豊かさ、柔軟なもののとらえ方であふれている。

 

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風呂敷ですか、こういう漢字を書くんですね。

今でも日本人は風呂敷を使っているのでしょうか?

わたしが小さい頃は、母とご近所にでかけるとき

手土産を風呂敷につつんで持って行った記憶があります

今ではすっかり見なくなりました

 

日の丸もこれ以上ないシンプルなデザインですよね。

日本がこのデザインでなかったら日の丸弁当は生まれなかったのでしょうか?

梅干しの周りのご飯がおいしいです

 
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家出できる家、帰れる家

投稿日: 2012-05-07

家出できる家、帰れる家

家出できる家などと書くと、ドキッとされる方もいるかもしれない。そんな家、あってたまるかと怒る方もいるかもしれない。

 

かつての日本では子どもたちは親に叱られ、衝動的に家を飛びだし、地方の子どもなら蔵とか納屋に身をひそめ、都会の子だったら近所の友達の家で時間をやり過ごしていたものだった。蔵や納屋に隠れていれば、必ず誰かが迎えに来てくれたものだ。それは祖母だったり叔母だったりした。都会の子も、友達の姉に家まで送ってもらいながら気分を静めたりした。「お父さんに一言、謝りなさいね」とさとされて、素直にうなずいたりできた。家出をして頭を冷やし、自宅のありがたみを感じて帰ってくるというプロセスがそこにはあったのだ。

 

しかしきっちりと分けられた個室を持っている現代の子どもたちはどうだろう。自室に引きこもってしまったらそれっきり、という事が少なくないのではないか。「ただいま」と言って家に上げてもらうきっかけがないから、親と面と向かって仲直りをするタイミングがわからない。親から見ても、わが子が何を考えているのかよくわからない。

 

そこで親子の健全な付き合い方のひとつとして、きっちりと独立した自室をあたえない等子どもを独りにさせない、腹が立って独りになりたい時には引きこもるのではなく家出する、「家出できる家」そして「帰ってこれる家」づくりを考えてみてはどうだろう。

 

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みなさんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?

遠出された方も家でゆっくりすごした方もいると思います。

わたしは家でまったりバーベキューができる家に憧れます

 

今回は「家出できる家、帰れる家」について載せましたが

考え方もいろいろあるのでこの記事に反対という方もいるかもしれません。

ただ、帰れる家っていうのは大切だと思いました

 

小さいうちは部屋に閉じこもるのではなく、家族と一緒にすごしたり

外へ出かけたり、時には家出したり・・・

ある程度大きくなって自分の部屋が必要になったとき、間仕切りや増築で

お部屋を作ってあげれる家づくりが必要なのかもしれません

 
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